【補助金ナビ】メルマガ 小規模持続化補助金追加募集 他(2017. 4.17発行) 先週金曜日(4月14日)に小規模事業者持続化補助金の追加募集が発表されました。 前回募集時の採択件数約1万5千件に対して、追加募集の採択予定件数は6千件と やや少ないですが、前回採択者は応募できませんので十分に希望を持てる件数とも 考えられます。 今回は、60歳以上の経営者の申請に対しては、事業承継診断書を提出するなどの 新たな制度も導入されます。 詳しくは、当メルマガ本文あるいは補助金ナビのサイトをご覧ください。 また、創業・事業承継補助金の動向および、 NEDOの研究開発型ベンチャー支援についてもお知らせします。 ========================================================================= 本日のコンテンツ 1.小規模持続化補助金追加募集について 2.平成29年度創業者向け補助金について 3.NEDO「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の 研究開発型ベンチャー事業化支援 ========================================================================= 1.小規模持続化補助金追加募集について 平成28年度補正小規模事業者持続化補助金の追加募集が開始されました。 前回募集から、類型、補助金上限額および、経営者が60歳以上の場合の 提出書類等が変更になっていますのでご注意下さい。 ●補助対象者  小規模事業者   (会社あるいは個人事業主で、常時雇用する従業員数が20人以下    (小売・サービス業等は5人以下)) ●補助対象事業  策定した「経営計画」に基づいて実施する、地道な販路開拓等のための取組  あるいは、  販路開拓等の取組とあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための取組  であり、    商工会議所あるいは商工会の支援を受けながら取組むこと。 ●募集期間  平成29年4月14日〜平成29年5月31日 ●採択予定件数  6000件(前回募集時、約15000件採択) ●補助事業期間  交付決定日〜平成29年12月31日 ●補助上限額  ・50万円  ・500万円(複数の事業者が連携した共同事業の場合の上限額)  ※追加公募では、前回(平成28年11月4日公募開始)の【一般型】のような、  「補助上限額100万円への引き上げ」はありません。  例外的に車両購入費が補助対象経費として認められる「買物弱者対策の取り組み」  についても、補助上限額は50万円です。 ●補助対象経費  @機械装置等費、A広報費、B展示会等出展費、C旅費  D開発費、E資料購入費、F雑役務費、G借料、H専門家謝金  I専門家旅費、J車両購入費、K委託費、L外注費 ●【代表者の年齢が満60歳以上の場合】  地域の商工会議所・商工会とご相談いただき、「事業承継診断票」を  商工会議所・商工会が作成します。 「事業承継診断票」の各設問へ回答内容は採択審査の対象ではありません 。 ★公募要項および申請書書式が公表されました。  平成28年9月以降のオフィスマツナガ行政書士事務所主催の  小規模事業者持続化補助金の申請に関するセミナーに参加された皆様には、  今回の公募要項および申請書書式に対応した、    ・申請書ひな型(WORD形式)    ・申請書チェックリスト(PDF形式) をメールにてお送り致します。  ご希望の方は、ご連絡をお願いいたします。  当補助金の詳細は、以下のURLに掲載しておりますので、ご覧ください。  http://hojokin-navi.com/hojokin-news/chusho-shokibo/h28housei_shoukibo_20170414/ ========================================================================= 2.平成29年度創業者向け補助金について 前回のメルマガにて、  「国の創業補助金(創業・事業承継補助金)については、3月17日に事務局が決定   しましたので、4月初旬募集となると予想されます。」 と、記載しましたが、訂正をさせていただきます。 メルマガ発行後、3月30日に事務局の再募集が4月14日を期限として 実施されました。 近々、事務局が決定し、その後、募集が開始されるものと思われます。 その為、平成29年創業補助金(創業・事業承継補助金)は、4月下旬以降の募集開始 となることが濃厚です。募集が開始された場合、短期間で応募期限が到来することが 想定されますので、応募をご検討されている方は、くれぐれも動向にご注意ください。 尚、前回のメルマガに記載しました、平成29年度実施創業補助金(創業・ 事業承継補助金)に以下に再度記載しますので、ご確認ください。 ============================================== 国の創業者向け施策は、補助金から、事業計画作成支援、創業融資、創業後の 事業実施支援などへ軸足が移ってきています。 この為、国の創業者向け補助金の予算は大幅に縮小しており、昨年から採択率は 大幅に低下しています。 狙ってとれるレベルではありませんので、施策活用の内の一つとして位置づけておく ことが必要です。 ●経済産業省(創業・事業承継補助金) 現在公表されている情報は以下の通りです。 ・事業の概要:創業や事業承継に要する経費の一部を補助 ・予算総額:事務局費用も含めて4.7億円 ・補助率:2分の1、あるいは、3分の2 ・募集期間:原則として、4月末日まで(変更の可能性があります。) 国(経済産業省)が過去4年間にわたり実施してきた創業補助金は、 最近は予算規模が大幅に縮小しています。 また、今回「事業承継補助金」も同じ予算内で実施されることから、 「創業」支援分については、昨年よりもさらに削減の可能性もあります。 昨年度の採択率は4.75%でしたが、これと同等か、あるいは更に下回る 可能性も高いと考えられます。 尚、昨年から、認定市区町村の支援を受けることが必須要件となっていますので、 申請を検討されている方は、必ず、早めに創業予定地の市区町村窓口にご相談ください。 尚、その他の創業者向け補助金については、前回発行メルマガをご確認ください。 http://hojokin-navi.com/wp-content/uploads/2017/03/20170325.txt ========================================================================= 3.NEDO「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の 研究開発型ベンチャー事業化支援 ●管轄  国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ●助成事業対象者  日本に登記されている民間企業であること  かつ、  具体的な技術シーズを活用した事業構想を持ち、  申請時までに認定 VC から事業構想に係るチェックを受けた上で、  申請書における助成対象経費の1/3 以上の出資を平成29年 2 月 2 日以降に  受けている、又は今後出資が予定されている者 ●助成対象技術  ・経済産業省所管の鉱工業技術(例えば、ロボティクス、AI、エレクトロニクス、   IoT、クリーンテクノロジー、素材、医療機器、ライフサイエンス、バイオ   テクノロジー技術、航空宇宙等。但し、原子力に係るものは除く。)  ・具体的技術シーズであって、研究開発要素があることが想定されること。   例えば、スマートフォンのアプリ開発のためのソフトウェアのコーディングなど、   技術的要素が薄いものや、既存製品(購入品)を利用しただけのもの   については対象外とする。  ・競争力強化のためのイノベーションを創出しうるものであること。 ●助成上限額  7000万円 ●助成率  2/3以内 ●助成対象期間  交付決定日から平成30年2月28日まで ●申請書類の提出期間  平成29年4月3日〜平成29年5月31日正午まで(必着)  当助成金の詳細は、以下のURLに掲載しておりますので、ご覧ください。  http://hojokin-navi.com/hojokin-news/h29_nedo_venture_20170403/ ------------------------------------------------------------------- 当メールマガジンの記事内容については正確を期すように努めておりますが、 文中の意見、予想等は、あくまでも筆者の個人的見解に基づくものです。 筆者および運営会社は、その正確性を保証するものでございません。 情報のご利用は利用者様ご自身の責任においてお願い申し上げます。 メルマガの配信解除は、補助金ナビのWEBサイト(http://hojokin-navi.com/)から 「メルマガ登録」にて、メールアドレスを記入、解除ボタンをチェックいただいた上、 「送信」をクリックしてください。 【補助金ナビ】メールマガジン(2017.4.17発行) 発行会社:オフィスマツナガ行政書士事務所/株式会社インフォネクスト 筆者:松永敏明(認定支援機関・行政書士・CFP) WEBサイト:http://hojokin-navi.com/ https://www.facebook.com/hojokinnavi 連絡先:info@office-matsunaga.jp/info@infonext.co.jp =========================================================================