【補助金ナビ】メルマガ 平成29年度補正予算成立(2018.2.1発行) 2月1日、平成29年度補正予算が参議院本会議で可決し成立しました。 「ものづくり補助金」は2月下旬〜3月上旬には募集開始が予想されます。 今回募集の採択数は、全国で1万件(前年度6,157件)が想定されています。 また、小規模事業者持続化補助金についても、早期の募集開始が予想されます。 予算額が前年度の5倍となったサービス等生産性向上IT導入補助金については、 事務局の選定等の具体的な手続きに入るものと考えられます。 今回は、平成29年度補正予算ものづくり補助金応募準備情報をお送りします。 ========================================================================= 1.【再掲・記事内容更新】   ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業(ものづくり補助金)について 2.経営革新計画の承認について  (承認事業者はものづくり補助金一般型の補助率アップ!) 3.中小企業・小規模事業者様向け「補助金対策セミナー」のご案内 ========================================================================== 1.ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業(ものづくり補助金)  (予算:1,000億円) (1)企業間データ活用型  複数の中小企業・小規模事業者が、事業者間でデータ・情報を共有し、連携体全体  として新たな付加価値の創造や生産性の向上を図るプロジェクトを支援。  補助上限額:1,000万円(1社あたり)  補助率:3分の2  連携体は10者まで。  さらに200万円×連携体参加数を上限額に連携体内で配分可能。 (2)一般型  中小企業・小規模事業者が行う革新的なサービス開発、試作品開発・生産プロセスの  改善に必要な設備資金を支援します。事業者間でデータ・情報を共有し、連携体全体  として新たな付加価値の創造や生産性の向上を図るプロジェクトを支援します。  ・補助金上限額:1000万円  ・補助率:2分の1   但し、平成30年通常国会提出予定の生産性向上の実現のための臨時措置法(仮称)   に基づく先端設備等導入計画(仮称)の認定、又は、   経営革新計画を、平成29年12月22日以降新たに申請し承認を受けた場合   (ものづくり補助金の応募段階で申請中等の者も認める予定)は、   補助率3分の2 (3)小規模型  小規模な額で中小企業・小規模事業者が行う革新的なサービス開発・試作品開発・  生産プロセスの改善を支援。(設備投資を伴わない試作品開発も支援)  ・補助金上限額:500万円  ・補助率:小規模事業者は3分の2、その他は2分の1  全類型に共通して、専門家を活用する場合に補助上限額が30万円アップします。 詳しくは、「ものづくり補助金」の事前告知がありました! をご覧ください。 http://hojokin-navi.com/chumoku/h29hosei_monohojo_20180107/ また、補助金ナビのWEBサイトでは、他の補助金についての情報も掲載しております。 以下のURLをご覧ください。 平成29年度補正予算(平成30年実施)「ものづくり補助金」等の追加情報 (平成29年12月末時点) http://hojokin-navi.com/chumoku/h29hosei_20171228/ ------------------------------------------------------------------- 2.経営革新計画について 平成29年度補正予算ものづくり補助金(平成30年実施)では、一般型に応募する 事業者が、平成29年12月22日以降、新たに申請して承認を受けた場合 (応募時申請中も認める予定)に、補助率が3分の2(それ以外は2分の1)となる 制度が導入されました。 また、自治体や関連団体(中小振興公社等)が実施している補助金の中には、 経営革新計画の承認が申請者要件の1つとなっている場合もあります。 経営革新計画策定自体が、補助金申請時の事業計画作成の基礎になりますので、 補助金申請をお考えの事業者様は、経営革新計画も併せて申請もご検討下さい。 但し、計画の承認には時間がかかりますので、補助金の募集が始まってから慌てて申請を しても間に合わないこともあります。特に今年は、ものづくり補助金一般型申請者に 対する補助率アップの優遇策が実施されるとのことですので、募集開始以降の申請に ついては相当な混雑が予想されます。 ●経営革新計画の概要  ・経営革新計画とは、中小企業が「新事業活動」に取り組み、  「経営の相当程度の向上」を図ることを目的に策定する中期的な経営計画書です。   計画が承認されると様々な支援策の対象となる他、計画策定をとおして   現状の課題や目標が明確になるなどの効果が期待できます。  ・承認企業への支援策(東京都の場合)   政府系金融機関による低利融資制度   中小企業信用保険法の特例   中小企業投資育成株式会社法の特例   起業支援ファンドからの投資   特許関係料金減免制度   海外展開事業者への支援制度   東京都の関連制度(制度融資、専門家フォローアップ、優秀賞)   市場開拓助成事業   これに加え、補助金審査時の加点、申請要件のクリア等があります。  ・申請先は法人の本店登記所在地の都道府県に行い、都道府県知事の承認を受けます。  ・申請から承認まで、最短で1ヵ月半程度です。 ------------------------------------------------------------------- 3.中小企業・小規模事業者様向け「補助金対策セミナー」のご案内  「ものづくり補助金他 採択率を高める事業計画作成法」  概要:ものづくり補助金を中心に補助金の採択率を高める為の事業計画書作成方法     をお伝えします。     また、補助金採択に向けた経営革新計画や経営力向上計画の申請方法についても     詳しくお伝えします。        開催日程: 2月 6日(火) 10:00 〜 12:00 2月15日(木) 15:30 〜 17:30 2月20日(火) 10:00 〜 12:00 2月27日(火) 15:30 〜 17:30  (以降の開催日程は確定次第、WEBにて発表致します。)  費用:5,400円(税込)  場所:東京・新橋  セミナー内容:  ・補助金とは/補助金を巡る動向  ・ものづくり補助金詳説  ・採択確率を高める事業計画書(補助金申請書)作成法  ・補助金申請に役立つ経営力向上計画/経営革新計画申請方法  ・支援機関の選び方、活用方法  ・ご質問と回答など  参加者特典: 補助金申請に役立つ資料をお渡しいたします。 ・ものづくり補助金申請書骨子まとめ用ワークシート ・ものづくり補助金申請書ひな型 ・ものづくり補助金申請書チェックリスト セミナー講師による1時間の無料相談付  このセミナーでは、中小・小規模事業者の事業支援を行う経済産業省認定支援機関の  講師が、自らの補助金獲得・資金調達体験と数多くの支援実績を踏まえ、  実際に補助金獲得に成功した採択事例をご覧いただきながら、補助金の申請の  検討段階から補助金の獲得までの道筋を、具体的に体感していただきます。  更に、ものづくり補助金等の補助率アップや申請時加点要素等となる、経営革新計画、 経営力向上計画の申請方法についても、承認・認定を受けた申請事例をご覧いただき  ながら解説します。  詳しいご案内およびご予約は、以下のURLをご確認ください。    http://hojokin-navi.com/chumoku/monohojo_shoukibo_201801/ ------------------------------------------------------------------- 当メールマガジンの記事内容については正確を期すように努めておりますが、 文中の意見、予想等は、あくまでも筆者の個人的見解に基づくものです。 筆者および運営会社は、その正確性を保証するものでございません。 情報のご利用は利用者様ご自身の責任においてお願い申し上げます。 メルマガの配信解除は、補助金ナビのWEBサイト(http://hojokin-navi.com/)から 「メルマガ登録」にて、メールアドレスを記入、解除ボタンをチェックいただいた上、 「送信」をクリックしてください。 【補助金ナビ】メールマガジン(2018.2.1発行) 発行会社:オフィスマツナガ行政書士事務所/株式会社インフォネクスト 筆者:松永敏明(認定支援機関・行政書士・CFP) WEBサイト:http://hojokin-navi.com/ https://www.facebook.com/hojokinnavi 連絡先:info@office-matsunaga.jp/info@infonext.co.jp =========================================================================