【補助金ナビ】メルマガ 小規模持続化補助金(コロナ特別対応型)特集(2020.7.7発行) 最近、小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)についてご質問いただくことが 増えました。 コロナ特別対応型は、一般型に比べて補助金の上限が2倍(50万円→100万円) となり、また、申請書類も簡素化。5月末に公表された第一次締切の採択率が 80%を超える高い確率だったことからとても注目を集めています。 そこで、補助金ナビでは、小規模事業者持続化補助金の採択率および申請書の記載例 について分析、更にコロナ特別対応型の申請書の書き方について記事を掲載 しています。また、当記事内容の一部は無料動画セミナーでも解説しています。 小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)の申請を予定されている方は、 ぜひ、補助金ナビの記事および、無料動画セミナーをご覧ください。 当メルマガでは、その内容の一部を要約してご紹介します。 ===========================================================================           本日のコンテンツ 1.小規模事業者持続化補助金の採択率について 2.小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)、記載例と記載分量について 3.補助金ナビ 無料動画セミナー開催 小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)概要/申請書記載量・記載例概説 4.小規模事業者持続化補助金オンラインセミナー   通常枠(一般型) 公募要領第6版(2020/6/15更新)対応   コロナ特別対応型 公募要領第4版(2020/6/15更新)対応 好評公開中 =========================================================================== 1.小規模事業者持続化補助金の採択率について 平成25年度補正(2014年実施)〜令和2年度補正(2020年実施)の 小規模事業者持続化補助金の募集、応募、採択の実績を、以下のURLで紹介しています。 小規模事業者持続化補助金の採択率について(その1) https://hojokin-navi.com/hojokin-news/chusho-shokibo/shoukibo/20200609_shoukibo/ ○小規模事業者持続化補助金 過去の採択率 ・締切毎の採択率は39.3% 〜 93.4%と大きな幅、年によってバラつきあり ・予算規模、公募期間(公募開始〜終了まで)が、採択率に影響を与えている様子 ・2020年実施分も含め、2018年以降の締切は採択率が非常に高い ・商工会エリアと商工会議所エリアでは、前者の方が採択率が高いとの噂(?)あり 今年は、以下の点がこれまでとは異なっている為、採択率を過去の実績から推測する ことは難しい。 ・一般枠は通年公募。今後3年間に10回公募されることが公表済 (昨年までは、公募回数、公募開始時期の事前公表は無し。準備がし易くなった。) ・一般型(補助上限50万円)とコロナ特別対応型(同100万円)の2つが並行募集 ・コロナ特別対応型も年間公募日程が公表済 ・5月締切以降の採択者は、事業再開枠(上限50万円)が別枠で適用 ・コロナ特別対応型は、一般型に比べて申請書式が簡易に ・2020年6月5日締切では、かなり多くの申請があった様子 ○2020年実施小規模事業者持続化補助金の日程、応募件数、採択件数等は以下の通り ・一般型:  公募開始  3月10日  一次締切日 3月31日(消印有効)  一次締切日までの期間:21日間  応募件数 8,044件  採択件数 7,308件  採択率 90.9% ・コロナ特別対応型:  公募開始  4月28日  一次締切日 5月15日(必着)  一次締切日までの期間:17日間  応募件数 6,744件  採択件数 5,503件  採択率 81.6% 小規模事業者持続化補助金では、応募申請前に地域の商工会/商工会議所での事前確認 が必要となる為、どちらの日程も申請される方にとっては厳しい日程でした。 2020年3月中旬〜下旬は、都知事のロックダウン発言もあり、日本中が落ち着かない 騒然とした状況で、このような時期、短期間の募集期間にも関わらず、 一般型一次締切は8千件の応募がありました。 コロナ特別対応型の公募期間は、全国緊急事態宣言下の外出自粛期間中。 応募期間中にはゴールデンウィークを含んでおり、営業日数は僅か数日でしたが、 7千件近い応募がありました。 コロナ特別対応型は、補助金上限が100万円+事業再開枠(感染症防止対策費、 定額補助)最大50万円、しかも、申請書式が一般型よりも簡易ということで、 6月5日締切の応募件数はかなり増加したと言われています。 今後の締切回でも、応募数の大幅な増加が想定されます。 一般型も、事業再開枠(感染症防止対策費、定額補助)最大50万円が上乗せされた ことにより魅力が増しています。 補助金ナビでは、以上を踏まえて、小規模事業者持続化補助金の採択率について 考察を加え、また、過去の類似事例を紹介しています。詳しくは以下の記事をご覧下さい。 小規模事業者持続化補助金の採択率について(その1) https://hojokin-navi.com/hojokin-news/chusho-shokibo/shoukibo/20200609_shoukibo/ 小規模事業者持続化補助金の採択率について(その2) https://hojokin-navi.com/hojokin-news/chusho-shokibo/shoukibo/20200610_shoukibo/ =========================================================================== 2.小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)、記載例と記載分量について 小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)の記載例が公表されています。 この記載例は、文章部分(計画の内容)は2ページで簡潔に記載されています。 補助金ナビでは、記載例と分析と申請書の記載量(ページ数)について筆者の考えを 記事として投稿しています。 〇前提(仮説) コロナ特別対応型は、全国の商工会/商工会議所への相談が急増している模様。 一次公募は80%の高い採択率だったが、第一次公募に比べ、低下する可能性が高い。 〇課題 申請者が採択の確率を高める為には、申請時に提出する経営計画書の質を高める 必要がある。 〇対策(一般論) ・「経営計画書の質を高める」とは、公募要領に記載されている「審査項目」に  合致した経営計画書を作成すること。 ・申請書に記載すべき事項を洩れなく、簡潔、明瞭に記載すること。 〇対策(具体的方法1):審査項目を確認 ・審査は「加点審査」です。 ・文章形式の申請書(経営計画書)の「加点審査」は、記述式試験と同じですので、  公募要領に記載された審査項目(試験問題)に正面から回答して、  点数を獲得する必要があります。 ○対策2(具体的方法2):経営計画書は何を書くべきか 記事では「筆者の私見」として、総合的な評価を高める(加点審査で高い点を取る)の ポイントを記載しています。 その上で、公表されている記載例について分析をした上で、最大5ページとされている <計画の内容>について、何をどの程度記載すべきかを検討しています。 ○公表されている記載例についての分析 ・小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)の記載例 ・小規模事業者持続化補助金(一般型)の記載例 補助金の審査は記載量で評価される訳ではありません。 記載内容が公募要領の「審査項目」を満たし、高い評価が得られるものであれば 問題はありません。 上述の「経営計画書はどのように書くべきか」に書いた内容が満たされていれば、 2ページでも十分です。 但し、事業内容によっては、少ない文章量で事業内容や強み等を表現することが難しい 場合があります。また、図表を加えて説明した方が、理解が促進することも多いことも 事実です。 筆者の経験では、小規模事業者持続化補助金の申請書(経営計画、補助計画)を 短く簡潔にまとめることはなかなか難しいのが実状です。 そこで筆者からのアドバイスは「コロナ特別対応型では、5ページを有効に使い、 審査員に十分にアピールする申請書を作成しましょう。」ということです。 但し、ダラダラと書けば良いというものではありません。冗長な文章を書くよりは、 ページ数が少なくとも簡潔にまとめられている方が良いことは間違いありません。 ○記載すべき点 記載例が飲食関連である理由を確認した上で、記載時すべき点を列挙しています。 ・お客様は誰か、売上利益の源泉は何か? ・同業他社と比べた特徴は? ・集客方法は? ・集客がすぐに売上につながるのか?  そうで無い場合は、集客した上で何をすることもが売上につながるのか? ・なぜ顧客は自社や自社のサービスを選ぶのか? ・そういう中で、コロナ感染症の影響による影響がどのように現れているのか? ・今回の対策で、売上/収益は上がるのか? この危機を乗り越えることができるのか? ・対策内容と効果について、事業内容を知らない人でも理解できるように記載しているか? これらの点を説明してゆくと、どうしてもある程度の文章量が必要となりますし、 読み手の理解を促進するために図表を挿入したり、読み易くするために、段落や項番を 付与したりすることも必要となります。その為、ある程度のページ数が必要となります。 せっかく応募するのであれば、中途半端に妥協をせずに、記述と推敲を繰り返し 申請書をブラッシュアップし、採択の確率を高めるように努力をしたいものです。 詳しくは以下の記事をご覧下さい。 「小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)、記載例と記載分量について」(その1) https://hojokin-navi.com/hojokin-news/chusho-shokibo/shoukibo/20200623_shuokibo/ 「小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)、記載例と記載分量について」(その2) https://hojokin-navi.com/hojokin-news/chusho-shokibo/shoukibo/20200625_shoukibo/ =========================================================================== 3.補助金ナビ 無料動画セミナー開催 小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)概要/申請書記載量・記載例概説  補助金ナビでは、補助金申請を検討されている方のために、無料動画セミナーを提供しています。 ・小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)概要/申請書記載量・記載例概説  小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)の概要および公表されている  記載例について動画で解説しています。  https://hojokin-navi.com/hojokin-news/chusho-shokibo/shoukibo/20200701_shoukibo_corona_douga/  IT導入補助金についても、無料動画セミナーを開催しています。ご活用ください。 ・IT導入補助金 手続きをよく知ろう!  IT導入補助金2020の手続きについて、動画で解説しています。ぜひご覧ください。  https://hojokin-navi.com/hojokin-news/chusho-shokibo/it_hojokin/20200608_it_hojo/ =========================================================================== 4.小規模事業者持続化補助金オンラインセミナー 通常枠(一般型) 公募要領第6版(2020/6/15更新)対応   コロナ特別対応型 公募要領第4版(2020/6/15更新)対応 公表公開中 小規模事業者持続化補助金オンラインセミナー(動画配信、ダウンロードによる資料配布) を最新版公募要領に対応致しました。 このセミナーは通常枠・一般型、コロナ特別対応型のいずれにも対応しています。 ○「2020年度実施 小規模事業者持続化補助金オンラインセミナー」の特徴  ・約500名様が受講、満足度「98%」のセミナーをオンライン化!  ・今すぐ、いつでも、どこでも、何度でも、閲覧可能なオンデマンド配信!  ・ダウンロード資料の活用により、すぐに申請準備に着手可能  ・補助金入門者から経験者まで、幅広い事業者様に対応  ・申請書作成方法、事例を詳説(採択事例をご覧いただきながら解説)  ・「コロナ特別対応型」にも対応、別編の動画セミナー、申請資料をご用意しました。  ・オンラインセミナーご購入者様には、最新版公開時に無償アップデートをご提供   (無償アップデート期間:2020年12月末日まで) 詳しくは、以下をご覧ください。 2020年度実施小規模事業者持続化補助金オンラインセミナー(コロナ特別対応型にも対応) 提供開始 https://office-matsunaga.net/shoukibo_2020_1/ ========================================================================== 当メールマガジンの記事内容については正確を期すように努めておりますが、抜粋、 要約および補足した内容、文中の意見、予想等は、筆者の個人的見解に基づくものです。 筆者および運営会社は、その正確性を保証するものでございません。 情報のご利用は利用者様ご自身の責任においてお願い申し上げます。 このメールに返信をいただいても、回答はできません。 発行会社等へのご連絡は、末尾の連絡先メールアドレスまでお願い致します。 メルマガの配信解除は、補助金ナビのWEBサイト( https://hojokin-navi.com/ ) から「メルマガ登録」にて、メールアドレスを記入、 解除ボタンをチェックいただいた上、「送信」をクリックしてください。 【補助金ナビ】メールマガジン(2020.7.7発行) 発行会社:オフィスマツナガ行政書士事務所/株式会社インフォネクスト 筆者:松永敏明(認定経営革新等支援機関・行政書士・CFP) WEBサイト:https://hojokin-navi.com/ YOUTUBE「補助金ナビ」チャンネル:         https://www.youtube.com/channel/UCCeT9XM-XyPE2W012n6iEIw twitter:https://twitter.com/Hojokin_Navi Facebook:https://www.facebook.com/hojokinnavi 連絡先:info@office-matsunaga.jp/info@infonext.co.jp =========================================================================