【補助金ナビ】メルマガ 2021年実施中小企業向け補助金追加情報(2021.01.31発行) 2021年1月28日 令和2年度第3次補正予算が成立しました。 また、 2021年1月下旬〜2月上旬、地域経済産業局にて、 経済産業省関係令和2年度3次補正予算案・令和3年度当初予算案の説明会 (オンライン開催等)実施されています。 2021年、補助金ナビで注目しています「中小企業等再構築補助金」、 「ものづくり/小規模持続化/IT導入補助金(低感染リスク型ビジネス枠)」の実施も 近付いてきました。 今回は、これらの補助金の追加情報をお伝えします。 ==========================================================================           本日のコンテンツ 1.「事業再構築補助金」や「持続化補助金」の優先採択 2.「事業再構築補助金」追加情報 3.「ものづくり補助金」追加情報 4.「小規模事業者持続化補助金」追加情報 5.「IT導入補助金」追加情報 =========================================================================== 1.「事業再構築補助金」や「持続化補助金」の優先採択 経済産業省から公表されている「中小事業者に対する支援(補助金)」の資料に 以下の記載があります。  「事業再構築補助金」や「持続化補助金」について、   緊急事態宣言等による影響を受けたことを証明する事業者が申請した場合は、   審査において加点し、優先的に採択する。 緊急事態宣言等による影響を受けた事業者様で、アフターコロナに向けて 前向きな投資をお考えのかたは、ぜひご活用下さい。 経済産業省関係の令和2年度3次補正予算案・令和3年度当初予算案の説明会 (オンライン開催)実施 https://hojokin-navi.com/hojokin-news/yosan-kobojokyo/20210128_yosan_setsumei/ =========================================================================== 2.「事業再構築補助金」追加情報 「中小企業等事業再構機補助金」の基金設置法人および事務局の公募を1月28日に 開始しました。 「中小企業等事業再構築補助金」の「補助金実施要領(案)」等が公表され、 当補助金の概要が記載されています。 当補助金の概要は既に公表されている通りですが、以下の点が明らかになりました。 ・「補助事業期間」が「令和4年度末まで」とされています。 公募回数、公募時期、補助事業者の事業期間が具体的にどのようになるのかが、 注目されます。 ・補助事業の採択件数は、55,000件程度との記載があります。 この件数は、経済産業省関連の補助金としてはかつてない大きい件数です。 「中小企業等事業再構築補助金」は、大いに期待されます。 中小企業庁「中小企業等事業再構築補助金」の「補助金実施要領(案)」を公表、 55,000件の採択を想定 https://hojokin-navi.com/chumoku/20210128_saikouchiku_2/ 経済産業局説明会における「事業再構築補助金」概要まとめ https://hojokin-navi.com/chumoku/20210128_saikouchiku/ =========================================================================== 3.「ものづくり補助金」追加情報 「ものづくり補助金は今年度から多様化」として、2021年実施予定の ものづくり補助金の類型一覧が記載されています。 このうち、新特別枠(低感染リスク型ビジネス枠)について  「5次締切から実施」との記載があります。 2020年に実施された特別枠は、2次締切から4次締切まで、通常枠と一緒に実施 されました。 通常枠の5次締切は、2021年2月19日締切で実施されていますので、 新特別枠の初回(5次)締切の時期が注目されます。 経済産業局説明会における「ものづくり補助金」概要まとめ、新特別枠は5次締切から実施! https://hojokin-navi.com/chumoku/20210128_monohojo/ ========================================================================== 4.「小規模事業者持続化補助金」追加情報 補助対象経費として、以下の記載がされています。  オンライン化の為のツール・システムの導入、ECサイト構築費等  ※ポストコロナ社会に対応したビジネスモデルへの転換に 資する取組や感染防止対策費の一部を支援。  ※感染防止対策費は、補助対象経費のうち1/4まで計上可能 「補助対象経費」の説明で、IT活用が強調されていることが注目されます。 「感染防止対策費」も、補助対象経費のうち1/4まで計上可能とされています。 経済産業局説明会における「小規模事業者持続化補助金 (低感染リスク型ビジネス枠)」まとめ https://hojokin-navi.com/chumoku/20210128_jizokuka/ =========================================================================== 5.「IT導入補助金」追加情報 「IT導入補助金2021(仮称)の新特別枠」の解説によれば、 IT導入補助金2021の新特別枠には、2つの類型が予定されていることが公表されました。 ○新特別枠類型@(連携類型(仮称)) 補助額:30万円〜450万円、補助率:2/3 ○新特別枠類型A(テレワーク類型(仮称))  補助額30万円〜150万円、補助率:2/3 各類型の要件は以下の通りとされています。 ○新特別枠類型@(連携類型(仮称))の要件 @導入するITツールが非対面・非接触に資するものであること A業務プロセスが2プロセス以上含まれるITツールを導入すること B導入したITツールが業務プロセス間において連携し、業務上の情報の共有が 行われることで、複数の業務工程が広範囲に非対面化、DX化されること ○新特別枠類型A(テレワーク類型(仮称))の要件 @・A連携類型と同じ B導入するITツールがクラウドに対応していること また、IT導入補助金の導入事例も記載されています。 ○導入事例 ・事例@:勤怠管理を手作業で行っている。転記ミスや  タイムカードの集計作業にかかる時間が課題  →人事管理・給与システムを導入。   タイムカードと給与システムが連携することで業務時間と   ミスを削減 ・事例A:受発注の管理をエクセルにより手入力で行っていたが、  頻繁な修正対応等に膨大な手間を取られていた  →RPAツールを導入。PCで行う固定業務をツールにより自動化。   業務時間の短縮を実現 ○導入事例 ・事例B:「長年の勘」に頼った仕入れや売上げの推移予測から  脱却を図りたい  →販売管理システムを導入。需給予測・採算管理がIT化された   ことで業務の分担・引き継ぎが可能に。また売上もUP  IT導入補助金2021の要件は、2020年実施のC類型より要件が厳しくなっています。 IT導入支援事業者として登録を検討されているITツール提供事業者の方は、 十分な検討が必要ですので、ご注意下さい。 経済産業局説明会における「IT導入補助金2021(仮称)の新特別枠」解説 https://hojokin-navi.com/chumoku/20210128_it_hojo/ =========================================================================== 当メールマガジンの記事内容については正確を期すように努めておりますが、抜粋、 要約および補足した内容、文中の意見、予想等は、筆者の個人的見解に基づくものです。 筆者および運営会社は、その正確性を保証するものでございません。 情報のご利用は利用者様ご自身の責任においてお願い申し上げます。 このメールに返信をいただいても、回答はできません。 発行会社等へのご連絡は、末尾の連絡先メールアドレスまでお願い致します。 メルマガの配信解除は、補助金ナビのWEBサイト( https://hojokin-navi.com/ ) から「メルマガ登録」にて、メールアドレスを記入、 解除ボタンをチェックいただいた上、「送信」をクリックしてください。 【補助金ナビ】メールマガジン(2021.1.31発行) 発行会社:オフィスマツナガ行政書士事務所/株式会社インフォネクスト 筆者:松永敏明(認定経営革新等支援機関・行政書士・CFP) WEBサイト:https://hojokin-navi.com/ 経営支援オフィスマツナガ オンラインストア:https://office-matsunaga.net/ YOUTUBE「補助金ナビ」チャンネル:     https://www.youtube.com/channel/UCCeT9XM-XyPE2W012n6iEIw twitter:https://twitter.com/Hojokin_Navi Facebook:https://www.facebook.com/hojokinnavi 連絡先:info@office-matsunaga.jp/info@infonext.co.jp =======================================================================