【補助金ナビ】メルマガ　どうなる！？　2024年実施ものづくり補助金(2023.12.04)発行

令和５年度補正予算による2024年実施ものづくり補助金について、
最初のパンフレットが中小企業庁から公表されました。

このメルマガでは、2024年実施予定の「ものづくり補助金」について、
現時点で公表されている情報に基づいて解説、考察します。

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　　　　　　　　　　本日のコンテンツ

１．ものづくり補助金パンフレット解説

２．どうなる！？　2024年実施「ものづくり補助金」

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１．ものづくり補助金パンフレット解説

中小企業庁より、令和５年度補正予算により実施される「ものづくり補助金」の
パンフレット（令和５年１２月時点版）が公表されました。

公開されたパンフレットに基づいて、2024年実施予定のものづくり補助金について
解説いたします。

○目的
　パンフレット冒頭に、設備投資等を実施する理由として、
　従来の「新製品・サービスの開発」に加え「生産プロセス等の省力化」と明記
　されました。

○2023年実施分からの主な変更点

　・実施回数：　「通年公募」ではなく、「２回程度実施予定」とされています。

　・事業実施期間：令和６年12月10日までに実績報告をすることとされています。
　　　　　　　　　事業実施期間はかなり短縮されます。

　・枠：　省力化（オーダーメイド）枠の新設、従来の通常枠、デジタル枠、
　　　　　グリーン枠は、製品・サービス高付加価値化枠に統合され、
　　　　　通常類型と成長分野進出類型（DX/GX）に再編、グローバル枠はそのままです。

○実施時期
　実施時期については現時点では何も公表されていません。

　また、2023年実施のものづくり補助金については、ものづくり補助金総合サイトに
　2023/11/7に「17次締切の公募要領は、現在準備中のため、準備が整い次第、
　掲載いたします。」との記載があります。

　枠別の補助上限額、補助率他、詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

【2024年度・令和6年度】令和5年度補正予算　ものづくり補助金パンフレット解説
https://hojokin-navi.com/chumoku/20231202_monohojo/
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２．どうなる！？　2024年実施「ものづくり補助金」

令和５年度補正予算により2024年に実施されるものづくり補助金は、大きく変わります。

補助上限額の大きな「省力化（オーダーメイド）枠」の新設、DX枠の補助上限額増額など、
期待が膨らむ一方で、とても気になる点が以下の２つです。

・通年公募の廃止
　2024年は、年２回の公募とされています。

・事業事業期間の短縮化
　事業終了（実績報告）は、2024年12月10日となっています。

「いつ公募が開始されるのか」、「締切はいつなのか」、「事業実施期間は十分に
　確保できるのか」が、わかりませんので、事業者様にとって難しい判断が求められます。

2024年実施のものづくり補助金への応募申請をお考えの方は、以下の注意が必要です。　

○2024年実施ものづくり補助金の応募申請をお考えの方が注意すること
・事前（早期）の準備
　　通年公募では無くなり、いつ公募が開始されるのか、締切までの期間はどの位あるのか、
　　現時点ではわかりません。そこで、まずは、事業計画の原案作成に早急に着手される
　　ことをお奨めします。

・短期間で実施可能な事業計画の策定
　　事業終了（実績報告）は、2024年12月10日とのことですので、事業実施期間は最長でも８ヵ月、
　　場合によっては、６ヵ月あるいはそれよりも短期間となることも考えられます。

○2023年度実施予定とされている、令和４年度補正予算による最終回の第17次公募は
　どうなるのでしょうか？

　これは筆者の全くの私見ですが、
　
　令和４年度補正予算による最終回については実施されずに、
　令和５年度補正予算により実施されるものづくり補助金に吸収される可能性が高いのでは
　ないでしょうか。

　その場合は、令和5年度補正予算によるものづくり補助金の第１回公募が、
　早めに実施されるのではないかと考えています。

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どうなる！？　2024年実施「ものづくり補助金」
https://hojokin-navi.com/chumoku/20231203_monohojo/
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