小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)3月公募開始予定、概要まとめ
小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)は、3月に公募開始予定です。
現時点で公表されている小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)の概要は以下の通りです。
○目的など
小規模事業者等が経営計画を作成して取り組む、社会経済の変化を踏まえた新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入等の取組を支援し、その取組に資する感染防止対策への投資についても、一部支援。
○基本情報
・対象:小規模事業者等
・補助上限:100万円、補助率:3/4
(補助金総額の1/4以内(最大25万円)を感染防止対策に充当可能)
緊急事態宣言の再発令によって令和3年1~3月のいずれかの月の売上高が対前年又は対前々年同月比で30%以上減少している場合
→感染防止対策費を補助金総額の1/2以内(最大50万円)に引き上げ
→審査時における加点措置を講ずることにより優先採択
○想定される活用例
・飲食業が、大部屋を個室にするための間仕切りの設置を行い、予約制とするためのシステムを導入。
(感染リスクの低下に結び付かない取組や単なる周知・広報のためのHP作成等は通常枠の持続化補助金のみで対象となる)
○公募スケジュール
3月中公募開始予定
○感染防止対策費の対象
業種別ガイドライン等に基づく以下の感染防止対策費
・消毒、マスク、清掃
・飛沫防止対策(アクリル板・透明ビニールシート等)
・換気設備
・その他衛生管理(クリーニング、使い捨てアメニティ用品、体温計・サーモカメラ・キーレスシステム等)
○筆者コメント
・2020年に実施された特別枠(コロナ特別対応型)と、類似したものとなりそうです。但し、感染防止費用は別枠では無く、上限100万円の低感染リスク型ビジネス枠の範囲内となります。補助率も3/4であることにご注意下さい。
・2020年実施のコロナ特別対応型の採択を受けた事業者様は、対象外となる可能性があります。
・公募開始予定は3月とされていますが、初回締切までの期間は短期間の可能性があります。応募を予定されている方は、2020年実施のコロナ特別対応型の応募書式にて準備を進めた上で、公募要領が公表された時点で、今年の様式に変換して完成させることをお勧めします。
・2021年実施の低感染リスク型ビジネス枠について、筆者が予想する応募数、採択数、採択率などを、以下の記事に記載しています。全くの私見であり、結果に責任は持てませんが、参考までにご覧下さい。
2021年実施小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)採択率予想と応募準備
〇オンラインセミナーもご活用ください。
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掲載したニュース等の内容は正確を期すように努めておりますが、その内容について正確性を保証するものではありません。また、筆者の個人的な見解が多く含まれています。補助金の応募等に際しては、公募要領をご確認の上で、ご自身のご判断にてお願い致します。
筆者:オフィスマツナガ行政書士事務所 所長 認定経営革新等支援機関 松永敏明
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