ものづくり補助金「製品・サービス高付加価値枠」の19次締切の採択が発表されました。
当補助金「製品・サービス高付加価値枠」の2024年以降の採択率は以下の通りです。
○第18次締切
締切日:2024/3/27、申請件数:5,015件、採択件数:1,827件、採択率:36.4%
○第19次締切
締切日:2025/4/25、申請件数:5,025件、採択件数:1,623件、採択率:32.3%
2023年以降のものづくり補助金の「通常枠」では、採択件数は1600件~1900件で、採択率は概ね50%で推移してきましたが、2024年度からは上の通り大幅に低下しています。
この傾向は同じ予算(中小企業生産性革命推進事業)で執行されている他の補助金についても、同様です。
小規模事業者持続化補助金は、2023年度締切は、50%台後半~60%台でしたが、2024年度は30%台に、また、IT導入補助金(通常枠)も、2024年度の最終回以降、採択率は大幅に低下しています。
これらの補助金が含まれる、中小企業生産性革命推進事業の予算枠は、ここ数年、2000億円と同額が確保されていますが、2024年度は当予算内で補助上限額が大きな、ものづくり補助金の「省力化(オーダーメイド)枠」が実施されました。
また、2025年度は同じく当予算内で、こちらは更に補助上限額が大きい「中小企業成長加速化補助金」が実施されています。
そのために、中小企業生産性革命推進事業予算のうち、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金への配分がかなり低下しているものと考えられます。
従いまして、2025年内に実施されるこれらの補助金についての採択率は、低い傾向が続くものと想定されます。
ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金については、これまで以上に事業計画をブラッシュアップして申請することが必要です。
掲載したニュース等の内容は正確を期すように努めておりますが、その内容について正確性を保証するものではありません。
補助金の応募等に際しては、公募要領をご確認の上で、ご自身のご判断にてお願い致します。
オフィスマツナガ行政書士事務所(認定経営革新等支援機関)所長・行政書士 松永敏明
補助金ナビでは、主に中小企業様向けに経済産業省などの実施する補助金についてご案内しています。
リンク
|
リンク
|