補助金ナビ：創業補助金申請ＷＥＢ講座（平成２６年度補正・・・平成２７年実施）

第７回 創業補助金申請書提出までのスケジュール

　今年の創業補助金の締切は、３月３１日必着(電子申請は４月３日)です。

　昨年まで私が支援をし、採択を受けられた方の平均的なスケジュールは以下の通りです。

申請書作成の期間は創業者が創業補助金の申請の作業にどの程度時間を割けるかによって変わりますが、これまでの支援の実績を踏まえた標準的な日程は次の通りです。

事業のアイディア、ビジネスモデルはほぼ固まっていることを前提として、
1)事業計画の文書化： １０日
2)事業計画の数値化： ５日
3)創業補助金申請書書式への展開： ５日
4)申請書のブラッシュアップ： ５日
5)最終確認、認定支援機関による確認書作成、金融機関選定＆アポ： ５日
6)金融機関による確認： ７日
7)郵送3日

と、なります。
ざっくり言うと、

・申請書作成までに４週間。
・確認書作成と金融機関確認、申請で２週間

合計６週間程度が、標準的な日程でした。

今年は、３月２日募集開始、３月３１日応募締切（必着）です。

１～４は、創業者本人の努力と認定支援機関の対応に依存します。頑張れば半分程度の日数までは、短縮できるかもしれません。また、既にオリジナルの事業計画まで作成をされている方は、１～２は終了していると言えますので、３月２日の募集開始から直ぐに準備を開始すれば、ぎりぎり３月３１日に間に合いそうです。

５～７は、本人の努力だけでは短縮が難しい期間です。特に、金融機関の対応は、それぞれの金融機関および各支店の取り組み方針によって異なり、確認期間は、１日～１０日程度までばらつきがあります。

申請までのスケジュールについても、親身になって相談にのってくれる認定支援機関を選びましょう。

以上で、創業補助申請WEB講座を終了します。お疲れ様でした。

筆者：認定支援機関　オフィスマツナガ行政書士事務所　所長・行政書士　松永敏明

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皆様が創業補助金の採択を受けられ、事業が軌道に乗りますことを、心より願っております。