令和2年度補第三次補正「ものづくり補助金」【新特別枠(低感染リスク型ビジネス枠)】公募開始!! (2月19日(金)22日(金)17時締切)

 

令和2年度補第三次補正ものづくり補助金【新特別枠(低感染リスク型ビジネス枠)】の公募が開始されました!

新特別枠(低感染リスク型ビジネス枠)の初回締切は、2020年の特別枠と継続のため「5次締切」となり、現在公募中の通常枠(5次締切)と同じ、月19日(金)17時締切(2/17 2月22日(月)17時締切に変更になりました。)です。

◎新特別枠(低感染リスク型ビジネス枠)の通常枠との相違点

○補助率

[通常枠] 中小企業 1/2、 小規模企業者・小規模事業者 2/3
[[低感染リスク型ビジネス枠] 企業規模に係らず 2/3

○補助対象経費

通常枠の対象経費に加えて「広告宣伝費・販売促進費」が対象(但し、補助対象経費総額(税抜)の3分の1が上限)

○審査時の扱い

低感染リスク型ビジネス枠の要件を満たす申請は、当該枠で不採択の場合、通常枠で再審査されます。
(ただし、低感染リスク型ビジネス枠の申請が通常枠で採択された場合や、確定検査の際に、低感染リスク型ビジネス枠の要件を満たしていないことが発覚した場合等は、通常枠の補助率等が適用されます。)

○対象者要件

2020年に実施された特別枠の交付決定を受けた事業者は対象外となる。(尚、申請締切日前10か月以内に同一事業(令和元年度補正・令和二年度補正ものづくり補助金)の交付決定を受けた事業者も、通常枠同様に対象外です。)

○補助事業対象要件

低感染リスク型ビジネス枠については、補助対象経費全額が、以下のいずれかの要件に合致する投資であること。

・物理的な対人接触を減じることに資する革新的な製品・サービスの開発

(例:AI・IoT等の技術を活用した遠隔操作や自動制御等の機能を有する製品開発(部品開発を含む)、オンラインビジネスへの転換等)

・物理的な対人接触を減じる製品・システムを導入した生産プロセス・サービス提供方法の改善

(例:ロボットシステムの導入によるプロセス改善、複数の店舗や施設に遠隔でサービスを提供するオペレーションセンターの構築等)

・ウィズコロナ、ポストコロナに対応したビジネスモデルへの抜本的な転換に係る設備・システム投資

(キャッシュレス端末や自動精算機、空調設備、検温機器など、ビジネスモデルの転換に対して大きな寄与が見込まれない機器の購入は、原則として、補助対象経費になりません)

○政策面の審査項目に以下の点を追加

感染拡大を抑えながら経済の持ち直しを図り、ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環を実現させるために有効な投資内容となっているか。

公募の概要については、以下の記事をご覧ください。

「ものづくり補助金」【一般型(新特別枠を含む)】公募開始(5次締切 2021年2月19日(金)17時迄

「ものづくり補助金」についてのニュースは、こちらでご紹介しています。

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本記事は、公開情報に基づき、筆者の個人的意見を交えて記述しています。筆者および運営会社は当記事内容の完全性を保証するものではありません。公募申請等に際しては、必ず事務局発表の最新情報をご確認くださいますようにお願いします。
オフィスマツナガ行政書士事務所(認定経営革新等支援機関)所長・行政書士 松永敏明