ものづくり補助金10次締切の公募が開始されました。
2022年2月16日、令和元年度補正および令和3年度補正予算によるものづくり補助金の公募が開始されました。
○公募期間
公募開始:令和4年2月16日(水) 17時~
申請受付:令和4年3月15日(火) 17時~
応募締切:令和4年5月11日(水) 17時
前回からの主な変更点は以下の通りです。
【全体共通】
○補助上限額が、従業員規模により設定(申請枠によっても異なります。)
・従業員規模 5人以下: 750万円以内
・ 20人以下:1000万円以内
・ 21人以上:1250万円以内
○補助対象事業者の見直し
・対象者に資本金10億円以内の特定事業者を追加
・再生事業者を対象に補助率を引き上げ
○新たな枠の創設と補助率、補助上限の優遇
・回復型賃上げ・雇用拡大枠:業況が厳しいながらも賃上げ・雇用拡大に取り組む事業者
・デジタル枠:DX等に取り組む事業者
・グリーン枠:温室効果ガスの排出削減等に取り組む事業者を支援
【回復型賃上げ・雇用拡大枠 及び デジタル枠】
○補助上限額・補助率
・補助上限額は、通常枠と同様
・補助率は、2/3以内
○「回復型賃上げ・雇用拡大枠」の申請要件
・前年度の事業年度の課税所得がゼロで
・常時使用する従業員がいる
・給与支給総額、事業場内最低賃金の増加目標達成
○「デジタル枠」の申請要件
・以下のいずれか
①DXに資する革新的な製品・サービスの開発であること
②デジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善であること
・経済産業省のDX推進指標による自己診断の実施および提出
・「SECURITY ACTION」の「★ 一つ星」又は「★★ 二つ星」いずれかの宣言
【グリーン枠】
○補助上限額・補助率
・従業員規模 5人以下:1000万円以内
・ 20人以下:1500万円以内
・ 21人以上:2000万円以内
・補助率は、2/3以内
○「グリーン枠」の申請要件
・以下のいずれか
①温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービスの開発
②炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供の方法の改善
・3~5年の事業計画期間内に、事業場単位での炭素生産性を年率平均1%以上増加
・自社で実施してきた温室効果ガス排出削減の取組の有無(有る場合はその具体的な取組内容)を示す
9次締切まで実施された「低感染リスク型特別枠」は廃止。10次締切以降は、全ての枠において広告宣伝費・販売促進費は補助対象経費とはなりません。
詳細は、こちらをご覧ください。
ものづくり補助金公募要領 概要版
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掲載したニュース等の内容は正確を期すように努めておりますが、その内容について正確性を保証するものではありません。また、筆者の主観により記載内容を選択した上で、個人的な見解等も含まれています。補助金の応募等に際しては、公募要領をご確認の上で、ご自身のご判断にてお願い致します。
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