事業再構築補助金第12回の公募要領が公開されました。
この記事では公募要領および概要説明資料に基づき、「事業再構築補助金第12回」の全体像および、前回公募からの主な変更点について記載します。
○前回公募（第１１回）からの主な変更点
全体としては、「事業類型の見直し」および「コロナの影響を受ける事業者支援の強化等」とされています。個々の点を見て行くと以下の通りです。
・「成長枠」と「産業構造転換枠」を、「成長分野進出枠」の「通常類型」に集約
・「グリーン成長枠」の「エントリー」と「スタンダード」を「成長分野進出枠」の「GX進出類型」に統合
・「物価高騰対策・回復再生応援枠」を「コロナ回復加速化枠」の「通常類型」に改編
・「最低賃金枠」は「コロナ回復加速化枠」の「最低賃金型」に
・「サプライチェーン強靭化枠」の対象に「地域サプライチェーン維持・強靭化」が追加
・枠および類型の統合／変更に伴う、要件、補助上限額、補助率の改訂（コロナ回復加速化枠要件は大幅に変更）
・事前着手の原則廃止
・資金調達計画がある場合は、金融機関発行の確認書が必要
・口頭審査の導入（一定の審査基準を満たした場合）
・類似内容の事業計画についての審査の厳正化
等々となっています。各枠、類型毎の、要件、要件、補助上限額、補助率等については、別途、記事にて詳しく説明をいたします。
○全体像
【事業再構築補助金第12回 各枠・類型別概要は、こちらの記事をご覧ください】
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補助金の応募等に際しては、公募要領をご確認の上で、ご自身のご判断にてお願い致します。
オフィスマツナガ行政書士事務所（認定経営革新等支援機関）所長・行政書士 松永敏明
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