令和元年度補正・令和2年度補正(2020年実施)小規模事業者持続化補助金の採択後の手続きについて

 

小規模事業者持続化補助金は、補助上限額100万円のコロナ特別対応型の実施と、一般型も含めて最大50万円の感染拡大防止費用が全額補助される事業再開枠の上乗せにより人気を集めています

また、第2回公募までは、採択率も高く、非常に多くの事業者が採択を受けられました

多くの方が採択を受けた結果、採択後の手続きにとても時間がかかっているようです。小規模事業者持続化補助金については、一般型、コロナ特別対応型のいずれも再開枠の申請が可能ですので、事務局の負担は大変なものと推察されます。本当にお疲れ様です。

この記事は、小規模事業者持続化補助金の申請をされた方、検討している方に、手続きの進行状況をお伝えする為に、ヒアリングした事実のみを記載をしております。これから、小規模事業者持続化補助金に申請される事業者様は、この点も考慮して、申請および事業を進めされるようにお願い致します。

以下、事例を紹介します。(筆者のヒアリングによるものです。)


○事例1:小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型 第1回締切採択 A社

・5月15日必着で応募

・5月29日:採択。採択通知が書面で届く。

・6月下旬:経費見直しにつて電話で連絡あり。(汎用性のあるものは対象外)
    パソコン本体に限らず、WEBカメラ、外部ディスク等の周辺機器は対象外
    ビデオカメラ、照明等で、事業実施に必要なものは補助対象経費として認められる
    メールにて修正後の経費明細を送付

・7月上旬 交付決定通知を受領

・8月下旬 再開枠申請の為の書類が届き、再開枠を申請

・9月下旬時点で、再開枠について、交付決定連絡待ち

この例は商工会議所地区の例です。地域によっては、進め方や日程に相違があるようです。
採択を受けられている事業者様は、各事務局へお尋ねください。

○事例2:小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型 第2回締切採択 個人事業主B氏

・6月 5日 必着で郵送応募

・7月22日 採択、採択通知が書面で届く
       交付決定は後日との記載あり

・9月10日 書面にて申請内容の修正の連絡あり。
       対象経費の基準は上と同様。
       経費明細の修正が必要とのことで、修正後の経費明細をメールで送付。

・9月下旬  交付決定通知および再開枠申請の為の書類が届き、再開枠を申請

この例は商工会議所地区の例です。第2回締切採択事業者様複数にヒアリングしましたが、概ねこのような日程で進んでいるようです。
尚、地域によっては、進め方や日程に相違があるようですので、その点はご留意ください。

小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型 第3回締切の採択結果発表は10月末の予定です。

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本記事は、ヒアリングに基づき、筆者の個人的意見を交えて記述しています。筆者および運営会社は当記事内容の正確性・完全性を保証するものではありません。公募申請等に際しては、必ず事務局発表の最新情報をご確認くださいますようにお願いします。
オフィスマツナガ行政書士事務所(認定経営革新等支援機関)所長・行政書士 松永敏明

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