日経記事 独立行政法人 経済産業研究所「ものづくり補助金の効果に疑問符!?」

 

「ものづくり補助金、身内から効果に疑念」との記事が11月13日付日経新聞に掲載されています。

第3次補正を前に、今年6月の報告書に焦点をあてたこの記事が出てきたのは、何か意図があるのでしょうか・・・・・。

以下、記事要約です。

~「ものづくり補助金、身内から効果に疑念」~

独立行政法人経済産業研究所(RIETI)が6月にまとめた報告書が今、話題になっている。

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・当報告書で「ものづくり補助金」について「政策効果があるとは言い切れない」と指摘

・12~13年度に採択した事業と選外の事業の生産性が3年間でどう変わったかを、経産省所管の独立行政法人のRIETIが調べた結果、補助金を受けた事業のほうがむしろ年平均の伸び率が5ポイント以上低かった。

中企庁(担当者)は、RIETIの指摘を踏まえ「これまで申請を幅広く受けすぎた面がある。年内に始める次の公募から要件を厳しくしたい」。

・導入から8年たって制度のあり方が問われている

以下、筆者追記です。

独立行政法人経済産業研究所(RIETI)の分析結果では、以下の様に記載されています。

「ものづくり補助金」採択事業者となったことによる従業者当たり付加価値額、付加価値額、従業者数、有形固定資産額に対する統計的に有意な影響はえられなかった正はあるいは負の政策効果 があるとは言い切れない)。

本研究では分析を巡る様々な限界があり、今後の分析ではより精緻な分析が待たれる。特に、前節で言及された都道府県間の異質性を考慮にいれた分析や複数申請の事業者を考慮にいれた分析が期待される。

この分析結果についてRIETIは、ものづくり補助金の審査状況、収集されているデータ状況からみて、当該手法でを適用することが適切と判断している訳でもないようです。

【参考資料】

日経新聞「ものづくり補助金、身内から効果に疑念」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66089820R11C20A1EE8000/

独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
ものづくり補助金の効果分析:回帰不連続デザインを用いた分析
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/20j032.html

同 報告書
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/20j032.pdf

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