「小規模事業者持続化補助金」コロナ特別対応型(第4回締切分)は、29.4%と、大変に厳しい採択率となりました。

 

「小規模事業者持続化補助金」コロナ特別対応型は、一般型に比べて補助金の上限が2倍(50万円→100万円)となり、また、申請書類が簡素化されたにも関わらず、当初2回の採択率が80%を超える高い確率だったことから、大変に注目を集めました。

しかし、第3回締切分は33.9%、、第4回締切分は、29.4%と、大変に厳しい採択率となりました。

以下に、令和2年(2020年)実施「小規模事業者持続化補助金実績」をまとめました。

令和2年(2020年)実施小規模事業者持続化補助金実績

補助金ナビでも、この補助金は注目の補助金として、多くの記事を掲載してきました。

「小規模事業者持続化補助金」コロナ特別対応型は、当初2回の締切は、いずれも80%以上の高い採択率でしたので、今回応募された方は、高い採択率を期待された方も多かったことと思います。

ですが、補助金の予算には限りがありますので、いつまでも高い採択率が続くとは限りません。

2021年の小規模事業者持続化補助金では、「低感染リスク型ビジネス枠」が実施されますが、今回不採択となった方も含め、多くの方の応募が予想されます。申請の際には競争が激しくなることも想定して、可能な限り事業計画をブラッシュアップして臨まれることをお勧めします。

以下の記事もご覧ください。

2021年実施小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)採択率予想と応募準備

やや古い記事になりますが、以下の記事に「小規模事業者持続化補助金」コロナ特別対応型の申請書(経営計画書)の質を高める対策を記載しています。2021年の小規模事業者持続化補助金「低感染リスク型ビジネス枠」の応募書式はまだ公表されていませんが、先ずは、2020年実施の「コロナ特別対応型」を参考にして、事業計画の作成、ブラッシュアップを行われることをお勧めします。

「小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)、記載例と記載分量について」(その1)

「小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)、記載例と記載分量について」(その2)

〇オンラインセミナーもご活用ください。

2021年実施小規模事業者持続化補助金「申請書の書き方」オンラインセミナー

掲載したニュース等の内容は正確を期すように努めておりますが、その内容について正確性を保証するものではありません。また、筆者の個人的な見解が多く含まれています。補助金の応募等に際しては、公募要領をご確認の上で、ご自身のご判断にてお願い致します。
筆者:オフィスマツナガ行政書士事務所 所長 認定経営革新等支援機関 松永敏明

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