2023年12月8日、事業再構築補助金公式サイトに以下の2つのニュースが掲載されました。それぞれの概要は以下の通りです。

事業再構築補助金に係る第12回以降の公募について

・11月12日実施の秋の行政レビューで、事業再構築補助金について見直しが必要との意見がとりまとめられたこと

・第12回以降の公募については、ご指摘を踏まえた見直しを行った上で公募を再開する予定であること

・効果測定を行い、中小企業等事業再構築促進基金の政策目標の達成に向けて、適切に実施してゆくこと

⇒(補助金ナビ コメント)
 本件、補助金ナビでも
  2023/11/13投稿「「事業再構築補助金」に厳しい意見、報道相次ぐ」
  2023/11/19投稿「どうなる!? 「事業再構築補助金」(筆者私見)」

 で、紹介し、補助金ナビ筆者のコメントを記載しています。

 1ヵ月近く前の指摘からこれまで、多々検討がされてきたものと思われます。

 「ご指摘を踏まえた見直しを行った上で公募を再開する予定」とのことですので、いずれ再開の可能性が高いと思いますが、政治的な課題等もあるようですので、次回公募開始にはまだ時間がかかることになるのではないでしょうか。

 但し、急に募集が開始されることも有り得ますので、ご注意ください。

事業再構築補助金に係る第11回採択発表の延期について

第11回の補助金交付候補者の採択発表は、令和5年12月下旬~令和6年1月上旬頃の予定を、令和6年1月下旬~2月上旬頃へ延期とのことです。

⇒(補助金ナビ コメント)
 「審査に時間を要している」とのことですが、上の「秋の行政レビュー」の厳しい指摘を受け、事業化の効果等、審査項目・基準等が厳しくなり、そのせいで時間がかかっている可能性もあります。

 尚、第12回が実施される場合、その締切は第11回採択発表後になると思われますので、第12回公募の締切は、2月中旬以降の可能性が強いと思われます。

 今後、公募が再開された場合には、記載すべき事項や審査項目が追加されたり、審査が厳しくなることも想定されます。

(補助金ナビ コメント)に記載されている内容は、あくまでも筆者の個人的な意見です。正確性や内容等について保証するものではございません。補助金募集について情報の真偽の判断や応募等について、皆様ご自身の判断・責任にてお願いいたします。

掲載したニュース等の内容は正確を期すように努めておりますが、その内容について正確性を保証するものではありません。
補助金の応募等に際しては、公募要領をご確認の上で、ご自身のご判断にてお願い致します。
オフィスマツナガ行政書士事務所(認定経営革新等支援機関)所長・行政書士 松永敏明