ものづくり補助金14次(2023/4/19)締切の採択結果(2023/6/23公表)では、2022年に実施された過去4回(10次締切~13次締切)とは、採択率に変化が見られます。
採択率の推移は以下の通りです。
○全体
10次:60.8%
11次:59.4%
12次:58.6%
13次:58.0%
14次:50.7%
全体としては、8次締切以降の過去6回は、約60%の採択率でしたが、今回は、約50%と、大きく下がりました。
ものづくり補助金総合サイト「データポータル」より抜粋して引用
○通常枠
10次:58.8%
11次:56.6%
12次:59.0%
13次:58.2%
14次:50.0%
2022年に実施された4回の締切では、通常枠は、60%に近い採択率でしたが、今回は「ちょうど50%」となりました。
回復型賃上げ・雇用拡大枠も、今回は「ちょうど50%」ですので、意図してこの採択率に収めたものと考えられます。
○デジタル枠
10次:66.8%
11次:66.9%
12次:58.9%
13次:58.9%
14次:56.1%
デジタル枠の採択率は徐々に低下傾向にはありますが、今回も50%台後半に留まっています。中小企業のDX化推進は、喫緊の課題ですので、その点が意識されているのではないでしょうか。
防衛費増強や少子化対策の財源の議論が注目を集める中で、既存の予算についても 経済効果の高いものに厳選するなど、何らかの方向性による見直しがなされているのかもしれません。
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