補助金ナビ:創業者・小規模事業者の為の事業計画書作成WEB講座

第5回 事業計画書書式例

世の中には、様々な事業計画書の書式があります。

ネットで検索すると多くの事業計画書書式がダウンロードできます。

事業計画書の書式はご自身が書きやすいもので構いませんが、「4.事業計画書内容」に列挙した必要項目を漏らさずに記載することができ、様々な目的に転用し易いものをお奨めします。

その為には、最初からパワーポイントなどビジュアルな表現を主としたものを作成するよりも、先ずは、ワード、エクセルなど文字や数字主体の事業計画書フォーマットを使い、シンプルに作成する方が良いでしょう。

事業計画書を書く時には、書式に従って内容を埋めて行くのではなく、自分の思い描く事業を自分自身の言葉で表現することを意識し、かつ誰でもわかるように平易な表現で丁寧に書くことが大切です。書き終えた後も、第三者が読むことを意識して何度も見直すことも大切です。

できれば、創業支援の経験を有する専門家にチェックして貰うのが良いですね。
自分自身や知人だけのチェックでは、主観的な評価が中心になりがちですので、客観的な評価と的確なアドバイスが貰える専門家による支援を受けることをお奨めします。

事業計画書フォーマットとしては、売上、費用、損益等の数値計画については、月別に展開して記載できるものが良いです。
特に事業の開始時に、軌道に乗り利益が確保できるようになるまでの間に、どのような過程を想定しているのかを示す為には、年間計画だけでは表現することはできません。また、事業計画を見直す際にも、月別に展開されていれば簡単に修正することができます。

以上の要件を満たす、お奨めの事業計画書フォーマットは、オフィスマツナガ行政書士事務所のサイトからダウンロードできます。

・office-matsunaga_form.docx (WORD事業計画書)

・office-matsunaga_form.xls (EXCEL事業計画書(月次)(年次)・資金繰り表)

ご活用ください。

筆者:認定支援機関 オフィスマツナガ行政書士事務所 所長・行政書士 松永敏明

創業者・小規模事業者の為の事業計画書作成WEB講座
「第5回 事業計画書書式例」でした。

次回の創業者・小規模事業者の為の事業計画書作成WEB講座は、

「第6回 資金調達への活用」 です。

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