平成30年度補正(令和元年・2019年実施 )「ものづくり補助金」対象要件の確認

 
平成30年度補正(令和元年・2019年実施 )ものづくり補助金(2次公募)への検討にあたり、「ものづくり補助金」の対象要件を確認しましょう

〇対象類型【革新的サービス】で申請する場合
「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」で示された方法で行う革新的なサービスの創出、サービス提供プロセスの改善であり、3~5年計画で、「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること

〇対象類型【ものづくり技術】で申請する場合
「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセスの改善であり、3~5年計画で、「付加価値額.」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること

いずれも「革新的な」という表現がありますが、これについて再確認しましょう。

〇「革新的」とは?

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補助金ナビの(「ものづくり補助金」 よくある質問&ご相談 No.2) から、以下に抜粋して記載します。

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〇質問11:ものづくり補助金が求める「革新性」とは?

Q:ものづくり補助金の補助事業の要件として、「革新的なサービスの創出・サービス提供プロセスの改善」あるいは「革新的な試作品開発・生産プロセスの改善」とありますが、この「革新的」とはどのようなレベルを指すのでしょうか。

A:補助事業の要件としてどの程度の革新性が求められるかについて、公募要領に記載はありません。ですから、そのレベルについては、公表されている審査項目やその他情報等から推測して考えることになります。
私見ですが、「事業者にとって新たな取り組みというだけではなく、事業者の属する業界や商圏において一般的ではない取り組み」と考えています。但し、特許性が認められるレベルの新規性・創造性を要求されているわけではありません。

★解説:公募要領の技術面の審査項目として「新製品・新技術・新サービス(既存技術の転用や隠れた価値の発掘(設計・デザイン、アイディアの活用を含む))の革新性な開発となっているか。」とあります。また、事業化面の審査項目として「補助事業の成果が価格的・性能的に優位性や収益性を有し」とあります。
ですから、製品・技術・サービスそのものの革新性と、その革新性を活用した事業の優位性が必要とされていることがわかります。

また、「ミラサポ補助金虎の巻『新ものづくり補助金編』」には、補助金申請のポイントとして、中小企業庁技術・経営革新課係長からの話として掲載されています。ここでは、この年から導入された「革新的サービス」についての解説がなされていますが、考え方としては「ものづくり技術」も同様です。以下にポイントを同サイトから引用抜粋します。


・「【革新的サービス】は、自社になく、他社でも一般的ではない、新たな役務を取り込んだ(取り入れたも含む)新サービス、新商品開発や新生産方式」です。
・「革新的」かどうかの判断基準は、例えば、新しい設備・機器を導入しても、『当社比』で革新が行われたというようなことではあてはまらず、『地域の先進事例』や、『業種内での先進事例』にあたるかどうかなど、『相対的』な視点から、革新性を示さなければなりません。」
・例として、本業に密接に関連したオリジナリティのある商品・グッズの活用により、サービス業自体を革新していくのは、ストーリーとしても非常に理解しやすい。
・【革新的サービスの補足ポイント1】「設備を導入して」競争力を上げる、他社と差別化を図る方向性でも良い。
新サービスが地域や業種内でどのような優位性があるか、革新的かを記載することが重要です。優位性を示すわけですから、マーケットを分析して、どの程度シェアが取れるかといった事業の競争性を検討しましょう。商圏エリアや業界の分析を明記することは大事です。また、設備導入を行うのであれば、単に設備の効率を検討するだけでなく、導入したことによって行おうとする事業との相乗効果を示すと良いでしょう。例えば、事業が他社とどう差別化されるのか、どのくらい競争力が上がるかを分析するのです。

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尚、当記事の内容は正確を期すように努めておりますが、筆者の予測も多く含まれており、内容の正確性を保証するものではありません。補助金の応募等の判断に際しては、公募要領や公的機関からの正式発表等をご確認の上で、ご自身のご判断にてお願い致します。

【第6回】平成30年度補正(令和元年・2019年実施 )「ものづくり補助金」審査項目の確認

経営革新等支援機関連合会では、ものづくり補助金二次公募 再チャレンジキャンペーンを実施しています。詳しくは、経営革新等支援機関連合会 ものづくり補助金二次公募 再チャレンジキャンペーンの記事をご覧ください。

ものづくり補助金についての詳しい情報は、以下のページをご覧ください。

ものづくり補助金について

ものづくり補助金(2次公募)について

「ものづくり補助金」申請WEB講座(平成31年実施)

ものづくり補助金 よくある質問&ご相談

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